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各大学の人気コース紹介

このコーナでは、JOCW加盟大学で公開されているコースの中から人気の高いコース・注目していただきたいコースをご紹介します。

第3回は北海道大学と大阪大学です。


北海道大学

北海道大学では、2006年4月から公開しています。2006年末現在で28コースの講義資料を公開しています。このうち2コースが英語での講義資料です。今後、英語に限らず、外国語の講義資料も拡充させていく予定です。また、明治時代に作成されたような、歴史的な講義資料の公開も行う予定です。

さて、北海道大学オープンコースウェアが今回ご紹介するコースは、井上純一助教授による「情報理論」です。このコースは、Webサイト開設後、最も多く閲覧されました。また、別の大学の先生から、実際の講義での利用を検討しておられるとのご連絡もいただきました。

講義担当教員から

この講義「情報理論」は北海道大学工学部情報工学科2年生(旧カリキュラム)を対象として2003-2005年度に開講されました(資料は最終年度である2005年度のものです)。シラバスの授業計画にありますように、工学部学生が「情報理論」としてまずは知っておくべき基本的内容を初等的な線形代数、確率・統計、 微分積分の知識だけで理解できるように、また、抽象的でわかりづらいと思われる部分は適時、具体的例題を交え、 補いつつ解説しています。各回の最後には理解度を確認するための問いが出題されており、 翌週にその解答例/解説を配布しています.実際の講義ではスライドを中心に説明をし、細かな数式を必要とする部分は講義ノートをもとに黒板で解説しました。従って、当資料を用いて自習される方は、まずはこのスライドで各回の概要をつかみ、 該当回の講義ノートを用いて詳細に入っていくような感じでで学習を進められると(より講義の形態に近く)良いのではないかと思います。

※ 注 : 当科目は現在、工学部情報エレクトロニクス系のカリキュラム改訂に伴い、 他教員によって開講されております。


大阪大学

大阪大学では、2005年5月よりオープンコースウェアを開始いたしました。現在までに約15コース分の講義資料が掲載されております。開始以来、毎月8000前後のアクセスがありますが、半数は日本国内からのアクセス、残りの半分は海外からのアクセスです。今後も世界各国のより多くの方に利用いただけるよう様々なコースを増やしていく予定です。
今回は大阪大学OCWの中でアクセスの多い人気コースから、大学院工学研究科、谷口研二教授作成の「アナログ集積回路設計」を紹介いたします

アナログ集積回路設計

授業担当教員からの紹介文

バブル崩壊前は日本のアナログ回路技術は世界でもトップレベルにあったが、バブル崩壊を機に電機メーカーはデジタルに軸足を移したため、2000年頃から日本のアナログ回路の弱体化は顕著になってきた。その後、デジタル回路設計用のCADの進歩と発展途上国におけるデジタル設計者の急増により、デジタル設計では利益が得られない情勢になっている。その一方で、最近の集積回路ではアナログ回路部分がシステム全体の性能を決める大きな要素に変化しており、CAD化が困難なアナログ回路の設計者の養成が急務となっている。本講座はこのような時代の要請に応じて計画したもので、最先端CMOSアナログ集積回路の回路設計ができる人材の養成を目指した教材となっている。従来、アナログ回路教育と言えば、個別素子を配線で接続してアナログ信号の処理をする回路の作成と測定を通して「経験と勘」で学んでいたが、本講座ではあえてそのアプローチをとらず、アナログ回路の基本に立ち戻り、理論的な解析をベースにした回路設計の方法を示した点に特徴がある。

Analog circuit

   


  【問合せ先】

  • 日本オープンコースウェア・コンソーシアム事務局