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各大学の人気コース紹介

このコーナでは、JOCW加盟大学で公開されているコースの中から人気の高いコース・注目していただきたいコースをご紹介します。

第5回は東京大学と慶應義塾大学です。


東京大学

東京大学OpenCourseWare(UT OCW)は、2005年5月の公開から累計1,700万アクセスを超え、54万人以上の方に閲覧していただいております。また、講義ノートは基本的に日本語と英語で公開しているため、教育リソースの不足する開発途上国の教育機関等から多くのお問合せをいただくなど、国内外を問わず、様々な場面で利用されています。


2006年4月には、さらに多くの方々に東京大学の講義をお楽しみいただくため、ポッドキャストによる無料配信を開始いたしました。配信以降、「早く続きが聞きたい!」の声も数多く届いており、時間的・空間的な制約を越え、ますます多くの方々に大学の「知」へアクセスしていただいております。


今回ご紹介するのは、ポッドキャストも行っている学術俯瞰講義シリーズです。
現代の学術は、ダイナミックに、かつ加速度的に進展しており、先端分野では、旧来の学問領域が融合し、新たな学際領域が生まれています。その一方で、学問分野の細分化が進み、それぞれの分野の相互の関連や位置づけが見えにくくなっています。そのような背景のもと、小宮山総長の発案により「学術俯瞰講義」(Global Focus on Knowledge Lecture Series)が創設されました。
シリーズ第1回目の学術俯瞰講義2005「物質の科学」では、「物質の起源から応用まで」をテーマとし、ノーベル物理学賞受賞者である小柴昌俊東京大学特別栄誉教授の講義もポッドキャスト、および、ストリーミングにより講義映像を配信しております。
シリーズ第2回目では、「人間はいかに共生してきたか」というテーマの学術俯瞰講義2006「社会の形成」を公開しております。
今年度4月には、シリーズ第3回目「生命の科学」、第4回目「学問と人間」の公開を予定しております。どうぞご期待ください。

 

 


慶應義塾大学

前回は個別の講義の中でアクセスの高い講義として「生物心理学」をご紹介しましたが、今回は最近の慶應義塾OCWサイトの活動全体の中で多くのアクセスをいただいているコンテンツについてのご紹介をさせていただきます。

  1. 「復活!慶應義塾の名講義」: このコンテンツは2008年に慶應義塾大学が創立150年を迎えることを記念した事業の一環としておこなっているもので、既に定年退職されている名誉教授に1日だけキャンパスに戻っていただき、往年の名講義を1コマ再現するというもので慶應義塾OCWサイトではその講義の全講義録、配布資料、講義ビデオを公開しています。これまでに 林 喜男理工学部名誉教授白石 孝 商学部名誉教授池井 優 法学部名誉教授の講義を公開し、 田中 亮三 法学部名誉教授の講義を近日中に公開予定です。また、すでに終了した他の名誉教授の名講義も順次公開していきます。
  2. 「講義と私」: 慶應義塾大学の塾員(卒業生)で様々な分野で活躍されている方にご自身の講義にまつわる思い出、エピソード、お考えなどを投稿していただき、多くの講義を見る方々の参考にしていただこうという企画です。これまでに第1回の福原義春且草カ堂名誉会長、第2回の草刈隆郎日本郵船椛纒\取締役会長のご寄稿に続いて第3回として北城恪太郎日本アイ・ビー・エム株式会社代表取締役会長のご寄稿を公開しました。今後も様々な分野の卒業生から寄せられた講義にまつわる寄稿を掲載していく予定です。
  3. 国際センター開設講座の公開: 国際センターは1964年全国の大学に先駆けて国際交流業務を集中的かつ専門的につかさどる組織として設立され、世界各地と協定を結び、互いに研究者や学生を派遣・交流している慶應義塾の国際交流の拠点となっています。 具体的には、 現在154機関/192協定(2006年1月)の提携をもつ海外大学との交換留学制度の運営、春季・夏季の短期研修プログラム、 英語で授業が行われる日本研究講座・国際研究講座(学部との相乗り科目を含めて両講座合計で約50科目開設)、日本語・日本文化教育センターとの総合的調整・推進、受け入れ留学生の生活支援(住居、奨学金など)などの諸事業を展開しています。昨年度より日本研究講座・国際研究講座のほぼすべてのコースをOCWから提供開始しています。
  4. 近代日本と福沢諭吉: 慶應義塾では創設者である福沢諭吉にちなんだ講義や講演会を数多く開催しています。その中から今回は経済学部での設置コースである「近代日本と福沢諭吉を紹介します。福澤諭吉について研究することは、そのまま日本の近代化について考える大きなカギとなります。福澤が投げかけた近代化の課題は、19世 紀以降の日本を含む世界中の後発国が直面した問題でした。ゆえに、福澤諭吉に関する研究は狭く日本の内部にとどまるものではなく、例えばアジアの近代化を 考えることに直接的にも間接的にもつながってゆきます。

 

   


  【問合せ先】

  • 日本オープンコースウェア・コンソーシアム事務局